<Header>
<Author: 岑參>
<Title: 奉和中書舍人賈至早朝大明宮>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 賈至（かし）舍人（しゃじん）が「早（つと）に太明宮（だいめいきゅう）に朝（てう）す」作（さく）に和（わ）す>
<BookPage: 99>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
雞鳴紫陌曙光寒，
鶯囀皇州春色闌。
金闕曉鐘開萬戶，
玉階仙仗擁千官。
花迎劒珮星初落，
柳拂旌旗露未乾。
獨有鳳皇池上客，
陽春一曲和皆難。
<End Poem>
<Translation>
鶏が都大路のあちこちに鳴くころは、あけぼのの光もまだうすら寒い。ようやく夜があけきって、うぐいすが京師のあたりにさえずりそめると、春のけはいもたけなわと見えてくる。宮中のあけの鐘が鳴りひびいて、無數の宮殿の扉があけ放たれ、儀杖兵たちは参内してくる百官を左右から護衛すべく、玉のきさはしを挟んて粛々と整列している。天上の星はすっかり消え失せ、地上の花がそれにかわって美しさをまし、劍を帯び佩玉を鳴らして進む正裝の人々を歡迎しているようだし、たちならを柳の枝がしだれて、儀衛の旗さしものを拂ってゆらいでいて、しっとり露がまだぬれている。
鳳凰池のほとりにつかえまつる君は天下獨歩の才をそなえ、その近作は特に格調のいと高いもので、いにしえの陽春白雪の曲にもたぐえらるべく、これに唱和することは誰にも容易なわざではないよ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
鶏が都大路のあちこちに鳴くころは、あけぼのの光もまだうすら寒い。
ようやく夜があけきって、うぐいすが京師のあたりにさえずりそめると、春のけはいもたけなわと見えてくる。
宮中のあけの鐘が鳴りひびいて、無數の宮殿の扉があけ放たれ、儀杖兵たちは参内してくる百官を左右から護衛すべく、
玉のきさはしを挟んて粛々と整列している。
天上の星はすっかり消え失せ、地上の花がそれにかわって美しさをまし、劍を帯び佩玉を鳴らして進む正裝の人々を歡迎しているようだし、
たちならを柳の枝がしだれて、儀衛の旗さしものを拂ってゆらいでいて、しっとり露がまだぬれている。
鳳凰池のほとりにつかえまつる君は天下獨歩の才をそなえ、
その近作は特に格調のいと高いもので、いにしえの陽春白雪の曲にもたぐえらるべく、これに唱和することは誰にも容易なわざではないよ。
<End Formatted Translation>